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介護の仕事は無資格からでも始められる?

2020/01/09

介護の仕事に就きたいと思った時、資格・勉強していないからと可能生を否定していませんか?無資格でも、働くことは十分に可能です。未経験からでも得られる資格や仕事内容について知っておきましょう。
 

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介護職は無資格からステップアップが可能!

高齢化に伴い、人材不足といわれる介護業界ですが、この業界に携わる仕事の中でも、介護職は業務未経験・無資格でも門戸が開かれていて、チャレンジしやすいのが特徴です。とは言いながらも、人の命に向き合う仕事でもありますから知識や技術のステップアップ・キャリアアップを目指してチャレンジして欲しいのも事実です。

無資格の場合、まずはスタッフの補助をしながら介護の基本を身につけていきます。この段階で目指しやすいのが「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」です。介護職員初任者研修を受講するための受験資格はありませんから、学ぶ意欲さえあれば受講して資格を取ることが可能となっています。必要な研修時間は130時間。最短で約1か月で取得することも可能です。

 

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実務者研修へのステップアップで待遇もアップ!

介護職にはいくつかの資格があります。「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」と「実務者研修(旧ホームヘルパー1級)」の違いについて言いますと、「実務者研修」の研修時間数は450時間という内容になっていて、介護福祉士国家試験の受験要件とされている点が大きな違いにもなっています。もちろん、未経験で介護の仕事にチャレンジしようとする場合でも受講することが可能です。

資格取得に時間がかかりますが、将来的に国家資格となっている「介護福祉士」へのステップアップ目標としてみれば、この「実務者研修」から目指すことがおすすめ出来ます。既に「介護職員初任者研修」を修了されている場合は130時間の研修時間が免除されます。

 

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専門性を求めていくなら介護福祉士を!

「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」と「実務者研修(旧ホームヘルパー1級)」については、厚生労働省が指針を示して各都道府県の実施要綱に基づき、各都道府県が指定した養成機関で実施しています。さらに、このうち「実務者研修」を修了することが「介護福祉士国家試験」の受験要件になっています。ですので、初任者研修修了者が受験しようとした場合は実務経験3年の間で実務者研修(320時間)を終えていなければなりません。また、実務者研修修了者が受験するには、実務経験が3年以上あれば可能となります。

介護福祉士国家試験に合格することで「介護福祉士」として働くことができるようになります。介護職としてキャリアアップを目指し資格を取得することによって、給与アップが期待できるだけでなく、職場で任される業務も幅広くすることが可能です。そうなれば仕事へのやりがい・充実感もさらに得られることでしょう。

 

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職業はさまざま。自分の目標に合わせた選択を

介護の分野に関していえば、他にもさまざまな資格・役割があります。その中でも割とメジャーなのが「サービス提供責任者(サ責)」と「ケアマネジャー(ケアマネ)」。サービス提供責任者は介護福祉士、看護師、准看護師、保健師いずれかの資格を取得した方、又は実務者研修を修了した方であることが条件となっています。訪問介護サービスの計画を作成したり、業務が円滑に行われるコーディネーター役で、マネジメント力が問われる仕事です。また、必要に応じて介護業務にも携わることもあります。

一方、ケアマネジャー(ケアマネ・介護支援専門員)は、決められた実務経験年数と都道府県が行う試験に合格して、さらに研修を受けることで取得可能となります。注目すべきは、無資格でもこの資格を目指せるということにあります。決められた施設や業務で5~10年程度の実務経験をもっていれば、受験資格が得られるということです。ケアマネジャーは主に要介護認定やケアプランの作成などを行なっています。利用者にとって必要な介護サービスを考え、関係するスタッフとの連絡調整も必要です。

施設でのケアマネジャーは介護業務につくこともあります。ですので、「専従」で働きたいかどうか検討することも必要になってきます。介護職としてステップアップ・キャリアアップを考えるなら、利用者に直接関わっていきたいか、介護サービスをよりよくするために調整する側がいいのか、どういった専門性をより高めていくのかをイメージできるといいですね。イメージを具体化して仕事を進める中で必要だと思った分野を学んでいくのも効率的な方法のひとつになります。

 

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