Social Good Project

福祉で、キャリアの可能性は無限大!
キャリタス福祉は、福祉領域に眼を向ける就活生・就活準備生の各種活動を、様々なカタチでサポートしているメディアです

Search 未来を拓く、若者百選。

皆一緒に“楽しみながら生活する”職場。笑顔と芸術が溢れています。

浅倉 樹 (アサクラ タツキ)

社会福祉法人いたるセンター
2016年入社
イタール成城所属



■仕事内容を教えてください
イタール成城は、通所、短期入所、グループホームを展開する多機能型の障害福祉サービス事業所です。私はその中で約45名が通う通所サービスフロアで20名の利用者さんの生活支援を担当しています。


■いたるセンターへ入社した理由は?
音楽やアート活動など様々な形の支援を実現させていることに魅力を感じたこと。そして自分自身も楽しんで働けると強く感じられたことが理由です。

大学では社会福祉を専攻していたこともあり、福祉の仕事に就くことは考えていましたが、就職先としては、当初は病院をイメージしていました。ただ病院での実習まで日もあった為、折角なので病院以外も見ておこうと福祉系の合同企業説明会に参加して、その中で出会ったのがきっかけです。

その際にお聞きした事業説明の中で、音楽やアート活動、自主生産品の販売等など色々な事業活動をされていることに興味を持ち、後日“施設見学ツアー”に参加しました。

施設見学ツアーでは2つの施設に訪問したのですが、先ず驚いたのは、利用者さんも職員も皆が本当に楽しそうに活き活きと活動していたことです。見学訪問の私にも気さくに声をかけて下さるなど、とにかく皆さん表情が豊かで、そして職員と利用者さんの“距離の近さ”を感じました。ここでなら自分自身も楽しく働けるのではないかと思えました。

一方で、後日3週間ほど実習訪問した病院では、相談援助や事務仕事ばかりで、楽しく働くというよりは、“作業をこなす”といった状況でした。結果、実習を終えた後、正式にいたるセンターへの入社を決めました。
 

■入職前と入職後のギャップはありましたか?
一番のギャップは、組織も施設も活動も、とても“開放的”であったことです。

入社前、施設は閉鎖的なものと勝手にイメージしていましたが、実際は、音楽やアート活動、自社販売などの関連もあり、地域交流や他法人などの周囲と協力しながら活動する機会が多くとても開かれた環境です。


■働きがいはどのような点ですか?
利用者さんと職員が皆で一つになって色々なことにチャレンジする、経験ができる点です。

いたるセンターは、アート活動が盛んで、描いたイラストをTシャツにプリントして販売する生産事業もおこなっているのですが、私自身、芸術には疎く、経験がない中でも、利用者さんと一緒に躊躇することなくおこなわなければならない時はとても刺激的であり、自分自身とても楽しんでいます。

別の話としては入社間もない時のことですが、利用者さんと一日外出する企画があり、その訪問先や行程の起案作成を担当したことがありました。その際は約40名でお台場に行って一日を楽しんだのですが、自分はあまり率先してイベント企画をするタイプではなかったので苦労しましたが、利用者さんがとても喜んでいる姿を見ることができた時は働きがいを感じました。

とにかく利用者さんと一緒に楽しみながら、色々なことにチャレンジできることは大きな働きがいになっています。
 

■今後のキャリビジョンは?
現在はまだまだ知識も経験も乏しいので、とにかく全てのことにおいて多くを学び経験値を高めていきたいです。そして一日も早く学んだことを後輩にしっかりと伝えられる立場になりたいです。

その上で、自主生産品の販売活動にも積極的に関わっていき、いたるセンターの事業活動に貢献して、利用者さんに還元していくということに取り組みたいと考えています。


■就活生へメッセージをお願いします
就活にあたっては“ぶれない軸”をつくっておくのが良いと思います。自分自身の軸は“福祉の仕事”“自らも楽しく働ける職場”であったのですが、決め手とすることを明確にしておくことで迷った際には判断もおこない易くなると思います。

もう一点は、どのような仕事に就くにしても職場は必ず見学することをお勧めします。仕事内容も重要ですが、最終的には職場を見た上で決定するのが良いと思います。


 

この企業・団体の別情報