子どもの成長をサポートする「学童クラブ:放課後児童支援員」という働き方
2023/10/20
このページでは放課後児童支援員を簡潔にご紹介します。詳しくは厚労省や希望する自治体のホームページなどをご照会ください。
放課後児童支援員とは?
放課後児童健全育成事業に携わる専門資格・有資格者の名称です。
2015年度に創設された比較的新しい資格で、現在では放課後児童クラブの配置が義務化されています。
▼職務内容
職務概要は、小学生が放課後や学休日(夏休み・春休み)に過ごす放課後児童クラブ(通称:学童保育、学童クラブ、児童クラブ等)において発達・成長・育成をサポートする仕事です。
出欠確認、宿題・遊びの見守り、おやつの提供や生活習慣を身につけるためのサポート、ときには一緒に遊び、喧嘩が起これば仲裁するなど、環境を整えることも重要な仕事です。
そして各種行事の企画や運営などもおこない、保護者・学校・周辺地域との連携・体系づくり等もおこないます。
資格の取得・方法について
どなたでも受講条件を満たし、各都道府県が実施する放課後児童支援員認定資格研修を修了することで資格を取得できます。
▼研修受講のための条件
実務経験が不要な方と必要な方に区分されます。
≪実務経験が不要な方≫
保育士・社会福祉士・教員免許を取得している方、大学・大学院で社会福祉学・心理学・教育学・社会学・芸術学・体育学のいずれかの専門課程を修了している方は実務経験は不要です
≪実務経験が必要な方≫
最終学歴が高卒以上の場合は2年以上の実務経験(学歴問わず5年以上の実務経験)で受講条件が得られるので、学童指導員(正式には補助員)として勤務しながら備えることが可能です。
▼放課後児童支援員認定資格研修
研修内容は必要となる知識や技能を身に付ける6分野・16科目で構成されています。
学童保育の運営方針や育成支援、心構え、子どもの発達に関する基礎知識などを学びます(保育士や社会福祉士などの有資格者は一部免除あり)。研修システムは都道府県により違いはありますが、期間としては2~3ヶ月程度となります。
▼放課後児童クラブの設置・運営主体3分類
【公立・公営】自治体によって設置・運営
【公立・民営】自治体が設置。運営は外部(株式会社や社会福祉法人など)に委託
【民立・民営】株式会社などの主導で設置・運営
自治体の設置場所としては、公営施設である小学校や公民館などであり、民間主導・設置ではビルの一角や戸建専用施設など様々ございます。
最後になりますが、放課後児童支援員の社会的なニーズは、仕事と子育ての両立が必要な現在においてその需要はますます高まっており、今日では語学や運動、各種技術教育に力を入れている民間学童等も設立されるなど、今後も多種多様に、独創的に発展していくことが見込まれております。
以上、簡単にご紹介いたしましたが、興味関心がございましたら、ぜひ運営会社や従事されている方より直接お話を聞いてみてください!
▼募集法人紹介▼
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ミアヘルサ株式会社(児童育成事業部)
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