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つまるところ「地域」と「人」だと思う貴方へ

板井 佑介
株式会社ケアメイト 代表取締役社長



■『ずっと、我が家で。明日も、この街で。』
このフレーズは私たちのミッションを表しておりますが、何を意味しているか、おわかりになりますでしょうか。

これは誰しもが思う気持ちを一言で表しているものです。誰だって「住み慣れた自分の家で暮らしたい」ですし、誰だって「住み慣れた地域から離れるのは嫌」ですよね。健康な人はもちろん、人生の最期を迎えようとしていたらこの気持ちはなお一層強くなるのが人の心というものではないでしょうか。

私たちの仕事は、そんな当たり前の気持ちを大切にして、その思いを叶えるために、私たちの一番得意とする“介護”を最強のツールとして全力でお支えすることです。



■在宅にこだわり、施設の運営はしない
だから私たちは在宅介護にこだわって、施設運営はしないことを決めています。この方針は企業経営という側面から考えればナンセンスかも知れません。なぜなら現実的には施設入所せざるを得ない方、施設入所を希望する方もいらっしゃいますから、経営的には機会損失することもあり得るからです。

それでも方針を貫くのは、やはり真摯に人の気持ちに寄り添い、その思いを叶えることに真剣に取り組みたいという強い思いを持っているからです。施設運営をすると当然に入居率といったことを気にする必要が出てきます。もしかしたらご本人はご自宅にいたいのに、私たちから施設へ勧誘するといったことも当然に起きてしまう、それでは本末転倒であると思うのです。そんなことが起こるくらいなら、とことん在宅ケアについて研鑽を深めていきたいと思うのです。



■地域という視点をより醸成していきたい
私たちのミッションを叶えるための今後の志向についてここでもう一つだけお話しておきましょう。

私たちの「住み慣れた自分の家で暮らしたい」思いを叶えるためには、実は私たちだけでは難しいことを既に知っています。例えば認知症高齢者の方を想像してみてください。施設内にいていただくだけであればまだしも、自宅でお過ごしいただくにはケアスタッフだけでは難しいのです。すなわち、私たち専門職だけが一生懸命に単に介護や看護サービスを提供するだけでは事足りず、地域での相互理解が必要になるのです。だからこそ私たちは介護スキルの向上とともに、もっと地域に目を向けていくことが重要だと考えています。超高齢化、少子化を迎えた今の時代にふさわしい地域のあり方、介護のあり方を考え実践していく力をもっとつけていきたいと思っています。



■最後に
私たちのミッションやビジョンについていくつかお話をしてまいりましたが、まだまだお伝えしたいこと、お伝えできていないことがあります。もし、ここまでお読みいただいて少しでもご関心をお持ちいただけましたら、ぜひ会社説明会にお越しください。私自身、そして先輩社員が直接皆さんに語りかけるスタイルをとっておりますので、より私たちの理解を深めていただけると思います。お会いできますことを心よりお待ちしております。最後になりますが、実り多き就職活動を祈念しております。頑張ってください!