Social Good Project

日本の福祉事業は、世界に誇れる“ソーシャルサービス”産業へ。
キャリタス福祉では、ソーシャルサービス領域で「働く」ことを志向する若者へ、その魅力を多角的・多面的にお届けします!

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『LEADERS VOICE』 経営者が語る事業への想い、今そして未来

武士道から福祉道まで!母国と日本の架け橋を務めるスウェーデン人社長の仕事観。

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グスタフ・ストランデル
株式会社舞浜倶楽部 代表取締役社長

『グスタフ社長も参加する!』 2017年卒対象の開催説明会を随時開催中!
グスタフ社長に会いに、舞浜倶楽部をのぞきに是非お越しください!
 

介護相談、在宅介護支援、デイサービス、ショートステイ、有料老人ホームの運営、施設経営のほか、スウェーデンの緩和ケア、タクティールケアなどの研修も行う。


日本に来たのはいつですか?


初めて来たのは、17歳のときです。スウェーデンで剣道をやっていたんですけど、周りの強い人たちはみんな日本に行っていたり、日本語が喋れたんです。そこから自分も日本語を勉強して、実際に剣道や武士道を見たいと思って、日本に来ました。今年41歳なので、人生の半分は日本にいます(笑) 


福祉をはじめたきっかけを教えてください


実は、ないんです。”福祉先進国”と言われるように、福祉を勉強するのは当たり前の国だったので自然とその道に進みました。スウェーデンは18歳から選挙の投票ができるのですが、選挙が近づくと学校のなかで政治についての話がでてくるんです。それが、福祉をどう維持するかっていう話だったし、政治=福祉だったんですよね。それが本当に当たり前だったんです。 

 

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母国ではなく、日本で福祉をやろうと思ったきっかけは何ですか?
スウェーデンと日本の福祉に対するギャップを感じたんです。日本のことはもともと好きだったし、スウェーデンと日本の交流の中で、自分の役目は何だろうと考えるようになりました。 

日本は海外を見て日本向けにアレンジするのが得意な国ですよね。そうなると、逆にスウェーデンの人たちは日本がアレンジした福祉に興味をもつと思ったんです。それこそ、福祉の貿易経済を発展させるのが自分の役目だと感じましたね。


日本とスウェーデンの福祉の架け橋になると決めてからのお話を聞かせてください

まずは、日本全国約300箇所の高齢者施設を見学しました。現場を勉強しないとスウェーデンの良い部分も悪い部分も判断できないと思って、1997年から18年かけて、北海道から沖縄まで見てきました。


良い施設、ってどんな施設ですか?

理念と現場のギャップがないことですね。ほとんどの施設が玄関に施設の理念が書いてあるのですが、その理念がきちんと実践されているか。それって入った瞬間に、ある程度わかっちゃうんですけどね。思い込みや先入観があると正しい判断ができないので、客観的に見るようには意識していました。 

 

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舞浜倶楽部の社長として、一番意識していることは何ですか?
ケア=人事です。ハード面や設計、地域とのつながりは環境だけど、高齢者のケアするのは人なので、育成や研修には力を入れていますね。言っていることと現実にギャップがないかを常にみるのも大事。悪気がなくても、結果としてその被害を受けるのは利用者さんなので。 


印象に残っている出来事を教えてください

実習生が帰るときに、利用者さんが実習生に向けて「頭や体がこんなに馬鹿になっちゃっても、此の期に及んでまだ生きたいと思っているからね」と言ったんです。 

生きる意味を感じながら生活するかしないかは、とても大事なことですよね。美味しいものを飲んで食べて、寝るところもあって幸せな環境にいるはずなのに、鬱になったり不幸せに感じる人がいるのは、どうしてでしょう?

認知症になっても、難病になっても、正しいケアを受けて、ご家族との関係性があると、生きる意味を感じることができるんです。 


最後に、若者へメッセージをお願いします

こんなに深い意味があって感謝される、互いに尊敬し合える、プロフェッショナルになれる、資格や責任を取れるようになったら何処でもできる、そんな仕事は福祉しかないですよ!! 

 
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